より安全で確実な治療を行う為に、平成22年1月に歯科用CTを導入しました。
通常のデジタルレントゲンでは確認できない顎の骨の細部まで、3次元の立体画像で正確に確認できます。
主に、インプラントや親知らずの抜歯・矯正治療・重症の歯周病の診断・顎関節症の診断・根の治療などに用いられ、3次元の高画質画像を用いる事で、断層方式パノラマX線写真や口内法X線撮影法では判別できない、痛みや症状の原因の究明に役立ちます。
近年 SARDS(サーズ)や新型インフルエンザが問題になりました。
待合室トイレやパウダールームには 消毒液やうがい薬 紙コップ 紙タオルがありますし、皆さんマスクなどで対策をしておられます。
ただ 診療中は患者さんにマスクをはずしてもらうので、その対策が課題だとおもいます。
その点で根本的には空気をどうするかです。
機械の近辺しかきれいにできない静かな機種がイオンだ殺菌だとうたってます。
家庭では良いと思いますが大勢の人が出入りする空間では、それはただの演出です。
当院では大風量の大型機を3台常時稼働しています。
また120cmの天井扇が3基 診療中の粉塵を患者さんの頭から足下方向にゆっくりとした風圧をかけてます
おまけですが6番ユニットは独立して遮蔽できる上、他区画の排気扇を止め吸気扇だけを動かすと 6番の排気扇で空気感染のリスクは大きく減らせます。
他の患者さんと動線を完全に分けられる間取りなので、使い方によってハイリスクな状況にも対応できるようになっています。
それが稼働するときは来ないといいのですが。
単純に加湿能力の高いものをフル稼働させています。
でもこれらはでは不充分です。本当の対策は換気です。
都市部やビルでは条件が違うでしょうが、緑豊かで閑静な住宅街にあるので、戸外の空気はきれいです。改装時に空調の設計をやりなおして、10基の排気扇と、他に吸気扇、吸排気扇、吸気管が配置されています。
そのため 館内の空気の汚れは空気は建物の四隅に向かう気流に乗ってどんどん薄まりながら排出されます。
悩みとしては、中央でガンガン加湿しても、入れ替えが激しいので湿度が少しひくめなことですか。
患者さんには見えませんが 医院がちゃんと機能するにはバックヤードが重要です。
舞台の成功には大道具や小道具が素早く出入りする裏方や楽屋がたいせつなのと同じです。
可動式の大きな書架を設置して、過去のカルテやレントゲンが手早く検索できて 普段の治療に活かせるようになっています。
歯科に必須の設備が口のバキューム(吸引機)と空気圧縮機(コンプレッサー)です。
これらは通常機械室に置かれますが、口の中から汚れなどと一緒に吸引された空気は機械室に掃き出されます、同室にコンプレッサーがあると同じ空気を一部吸い込んでしまい、また次の診療で噴射してしまいます。
当院では独立した機械棟が3室でできていて、吸気と排気は別室になっています。
さらに換気扇で建物のそれぞれ反対側に行われます
当院では院内ラボを設置し、歯科技工士が補綴物の作成を致します。
歯科医とすぐに連携がとれるので、微調整などが短時間で出来たり、細かいニーズにも対応できます。
- 患者さんと等身大で接する
アットホームな医院です。 - 安全で快適な診療を提供するために最先端の設備環境を整備しています。
- ぺリオ・外科・インプラント・予防・総義歯・矯正を専門とする総合的医療を得意とします。
- 虫歯予防と歯周病のメンテナンスをルーティーンワークに取り入れています。長い人生を通じて食べることきれいな口元を大切にしていきませんか。
- 口の悪性腫瘍(がん)のことはあまり知られていません。鑑別できる歯科医師も少ないです。当院では多くの口腔がんを発見している実績があり患者さんの生命を守ります。
- 徳島大学と密接な連携が出来ます。
- 地域の信頼をになう大正時代からの永い歴史のある歯科医院です。